【回想編】卒業後社会人という意識をせまられる。

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そうして年を重ね、
気づいたら特に変わったこともなく
そのままF欄大学を卒業しました。

この先の未来。

今まで学生だったときとは違い
全く違い世界の中で
私がどう生きていくのか

それではどうぞ

社会人としての自覚なし

大学卒業後
働くことの意味が分からなかった私。
仕事といったら年末の
単純作業の郵便の仕分けしか
したことがなかった私は社会経験がほぼ0でした。

 

その仕事というのも

 

親が
「時間あるならこれどう?」

 

という感じで持ってきた
求人に応募しただけでした。

 

そのせいもあり仕事を探し、
働くということの意味が
理解できなかったし、
親に自立しろとも言われなかったので

 

家で遊びほうけていたのです。
要はニートをしていたのです。

 

ニートをしていたときは
大学時代から始めた
オンラインゲームにはまる日々。

 

オンラインゲームの話はこちら
オンラインゲーム中毒から抜け出した話

 

そうして1年が経っていたある日。
突如遊んでいることに対する
罪悪感が沸いてきたのです。

 

オンラインゲームということもあって
画面の向こうには生身の人がいるので、
私の現在の立場なども
軽いながらも知っていて

 

その人たちと触れ合うにつれ
危機意識というものが芽生えたのかもしれません。

初めての社会経験

これではだめだと
ちょうどニートから
一念発起して何かしないとと思って、
就職は難しいからまずはバイトから始めました。
バイトの話はこちら
辛すぎたバイトの話

 

社会経験も浅く、
ニートでなまった体にはとてもこたえる仕事でした。

 

週3、3時間の勤務でしたが、
帰った後はへとへと、
寝る前にはその日のことを思い出しては涙を浮かべてました。

 

そんなこともあり、
仕事を辞めたい気持ちとこのままじゃいけないと
バイトの合間に就職活動をしていました。

 

そして本格的に就職活動をすることを決意。
3ヶ月で飲食店のバイトを辞めることにしたのです。

 

そのとき人生初めて出会った
ドリームキラーについての記事はこちら

バイトで出会ったドリームキラーの話

 

根拠のない安定を求めて

バイトを辞めてからは
何かに取り憑かれるように
毎日求人と企業情報を探し
ハローワークにも通いました。

 

ハローワークで担当してくれた方が
とても優しく、親しみやすかったので仲良くなり、
一緒にがんばっている中1社から内定をもらいました。

 

ハローワークで担当を
してくれる人はたくさんいるので
もし最初の担当者が合わなかったら

 

「他の人の意見も聞きたい」

 

というと違う人に変えてもらえます。

 

内定をもらった企業は
面接がテンプレのようなものではなく
くだけた会話形式の面接で

 

それが自分に合っていたらしく
素直に会話することができました。

 

ついでにいうと
就職活動中にネットで「ブラック企業」と言う
言葉をよく見かけていたので、
内定をもらった会社を調べたのですが
結局情報がつかめませんでした。

 

それでもその会社の入社期日になるまで
就職活動をするも、
ほかは全部お祈りされたため
その1社にいくことを決めました。

 

求人にはルート営業と書いていたのですが
飛び込みの営業の仕事でした。
その時点でなんか怪しかったりはしましたが、
ものは書きようだなと、

 

自分の顧客をつかめば
あとは既存の人に商品を届ける
という意味ではルート営業だったわけです。

 

今になってコピーライティングの
力を思い知らされました。

 

最初は3ヶ月の試用期間があり、
正社員になるためには条件がありました。

 

試用期間以内に
会社が経営するマンションに
一人暮らしをすることが
正社員になる条件だったらしく

 

勘違いしていた私は3年以内に
一人暮らしをするものだと思っていて
それなら決める時間もあるし
十分だと思っていました。

 

その勘違いに気づいたときには後の祭り
その決断ができず退社することにしました。

 

今思えば、一人暮らしを強いられて
会社の指定する賃貸マンションに住まわされる
ということ自体がおかしい話ではあります。

 

それでも賞与は年に2回で
給与の5倍ほどもらえ、
昇給も毎年1万円あがり、
給与自体も新卒にしては高い値段。

 

だとしたら仕事内容はひどいのかといったら
1年目は商品が売れなくても問題なし。
これといったノルマもありませんでした。

 

先輩たちも同僚もいい人ばかりでした。

 

ホワイト中のホワイトという声が
聞こえてきそうです。

 

それでもただ一点。
一人暮らしができない
はたからみたらくだらない理由によって
仕事を辞めることになるのです。

 

今思えばその選択によって
違う世界にこれたのだから
私は恵まれた人生を歩んでいると感じるわけですが。

 

再びバイト生活に

そのあと働いていないことへの不安にかられ、
また職を探していると、

 

大学時代、心理学の授業で保育園の実習をしたこともあり
子供も比較的好きだったため

 

契約社員として保育園の保育補助として
働くことになりました。

 

保育園は今でこそ男性職員の人も増えていますが
それでもまだまだ女性の職場なので
男性職員はちやほやされます。

 

そのため女性職員同士の変な戦いに
巻き込まれることもないですし、
男性としては割りと働きやすい職場なので
職員ではなく、契約、非常勤で働くならおすすめです。

 

職員だと性別関係なく
日々の連絡帳や保護者との意思疎通など
厳しいらしいです。

 

肉体労働なので人手不足もあり
それは覚悟しておいたほうがいいです。

 

そのまま保育園で働くことにも慣れ、
このままここでずっと働いていくのかなあ、
でもこのままじゃだめだよなあと思いながら、
毎日をだらだらと過ごす日々。

 

異質な存在、異世界へ

そんな生活の中、
家族の中で一人異質な存在でいたのが
自分の兄でした。

 

彼は大学を卒業したあと
ずっとニートでいつづけて、
バイトといったら年末年始の
郵便局での仕分け作業を
数回したくらいです。

 

あとはずっと家にいて
いつも何をしているのかすら
分からない存在でした。

 

知っているといえば学生時代のときの記憶が
少しあるくらいです。

 

そんな彼も表には出さなかったものの
自分の立場に負い目を感じていたらしく、
ネットで色々な情報を拾っていたようで、

 

そのときにとある動画に出会ったようです。

 

「この人の動画みてみ」

 

と勧められ、面倒な気持ちで開いて唖然。

(再生リスト多すぎ・・・、ざっと100動画以上?!)

 

正直見るのをやめようと思いました。

 

けれども

 

「その動画を見て俺の世界観が変わった。
俺が感じたものが知りたかったら動画みてみ」

 

というようなことを兄がいうので
(本当はそんなにかっこいいことは
いってなかったと思いますが、
記憶が美化されています。)

 

ニートなのにちょっぴり輝いて見えた
兄の心理を感じてみたいと思い、
自分も暇な時は動画を流し続けました。

(そんな兄はただのノウハウコレクターですが(笑))

 

最初はもう内容なんて頭にありませんでした。

ひたすら動画を消化することが目的で流し続けていました(笑)

 

時には1本の動画が1時間もあったりしたときは

ふぁっ!?

って気持ちでした。

 

もう何が何やらの思いで、
その動画は知恵熱がでるほど
やばい動画でした。

 

それでも消化を続けていくことで終わりは見えるもので、
ようやく見終えたときは不思議な達成感がありました。

 

もちろん内容なんてほとんど頭に入っていませんでしたが
(中学の本を読みきったときと似ています)、

 

ほかにも違う世界が確かに存在していることを
認識できたきっかけになりました。

 

けれどそれっきり動画も終わり、
また平凡な日々に戻るのでした。

 

しかし前とは違ったのは、
その違う世界に興味を持ち始めていたということです。

 

それをきっかけに
後にネットビジネスの道へと
進んでいくのでした。

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