オンラインゲーム中毒から抜け出した話

学びの部屋
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学生時代に退屈な日々から
刺激を求めて始めたのがきっかけで
どっぷりとはまり
そして中毒から抜け出した
そんな話をまとめています。

メイプルストーリーを始める

私が本格的に始めた
最初のオンラインゲームは

 

「メイプルストーリー」

 

というゲームでした。

 

2Dアクション育成ゲームで
横スクロールで敵を倒して
レベルをあげたり
知らない人とチャットで
わいわいしたりするゲームです。

 

私が始めたときは
テレビでCMもバンバン
やっていたので
2Dゲームの代名詞
のような存在でした。

 

私がはじめるきっかけは
身内から勧められたのと
テレビのCMでみかけたこともあり
興味から暇をもてあました時間を
消化するには十分な理由でした。

 

オンラインゲームで廃人化

いつの日か感じたときのように
水を得た魚が元気よく動き出し
知らない世界が私を没頭させるのでした。

 

そんなことから大学で
授業がないときは
ひたすら家でゲームをする日々

 

夜になっても食事の時間が
夜中になるなど記憶がなくなるくらい
のめり込んでいました。

 

学校の昼休みにも
パソコン室にいって
ゲームをダウンロードしようと
試みるくらい
染まっていました。

 

結局ダウンロードするのは無理でしたが
友人にはちょっと引かれ気味にw。

 

そんな日が続いたある日
海外でもオンラインゲームに没頭し
7日間寝ないでやっていた人が
死亡したなんて話もあるなかで

 

自宅でゲームをしている最中
用事で急に立ったときに
立ちくらみを起こし
そのままぶっ倒れてしまいました。

 

目の前が真っ暗になり
心地よい気持ちとともに
いきなり力が抜けて
そのまま倒れこむ

 

地面に体を打ちつけた
痛さなどはなく
家族から名前を呼ばれて
ふと目を覚ますのでした。

 

きっと寿命で死ぬときって
こんな感じなのかなって思いながら、

 

家族の心配そっちのけで
死に対する幸福感みたいな
ものを感じていました。

 

それ以来
家族に心配させないようにと
少し時間を決めてやることを
意識するようにはなっていました。

 

それと同時に

 

ゲーム自体のアップデートが進み
改悪と改悪といわれ続け
運営側がお金をとることに夢中になる中

 

無課金組みと課金組みの
境界線がかなりなくなり
課金者しかほぼいけなかった
ボスなどのうまみが薄れたため

 

既存ユーザーはどんどん減り
いつしか人も全盛期と比べ
圧倒的に見かける人の数が
減っているのを感じていました。

 

そうして私もほとんどの
ゲームの仕組みに触れ
やることがマンネリ化
しはじめたときに

 

惰性でやっていることに気づき、
本当に必要な日課以外を減らし
リアルでの時間を増やすようにしました。

 

オンラインゲームから学んだこと

それでもオンラインゲームを
やっていてよかったこともありました。

 

オンラインゲームに
限ったことではないですか、
自分の知らない世界を
与えてくれるものは

 

本当に刺激が強く
それだけでのめり込む
価値のあるものです。

 

今の私が自分のためになる
情報に浸り続けているのと
同じように
自分の生活を変えてくれる。

 

そんな喜びがあるのです。

 

オンラインゲームから
学べたスキルを具体的に紹介すると

 

対人恐怖の緩和

最初はまず
ゲームの世界とはいえど
オフラインの世界とは違い
自分ひとりで完結する
ものではないので

 

当然画面の向こう側に
人がいるわけです。

 

キャラクターとして
人を見かけると
そこには生身の人間が
操作しているという
存在があるのですが
(マクロというツールの
場合は除きます)

 

お互いに自分とは違う
アバターを装うことで
直接会話することの恐怖を
そのアバターが仲介してくれる
要はツールなんですね。

 

これはSNSのプロフィール画像
など自分ではない自分の存在が
活躍してくれるわけです。

 

勇気を出して
多くの人と交流することで
画面の向こうの人の
顔が分からなくても
恐怖することがなくなりました。

 

ネットの世界だと
不思議なもので
本当ささいなことで
お話するきっかけに
なったりすることもあります。

 

もちろん
顔が見えないということは
悪用をされることもあります。

 

現にゲームの世界で
私は詐欺というものに
であって被害を被った
こともあるからです。

 

それは初心者の頃に
ゲームのシステムの仕組みを
よく知らないときのこと

 

軽い親切心から招いた
自分の甘さの結果でした。

 

私の場合無課金でやっていたので
被害といっても
時間による報酬がとられただけででしたが。
(今では時間の価値は高いです。)

 

それでもオンラインゲームが
私に与えてくれた利点は
それをもってもはるかに大きかったのです。

 

煽り耐性に強くなる

もちろん中には上記でも言った
詐欺をする人などもいます。

さらには平気で人を傷つけることを
言って相手を不快にさせて
楽しんでいるプレイヤーもいます。

2チャンネル掲示板の様なものです。

そういう相手にあったときに
一番効くのが「無視する」ことです。

大抵平気で見知らぬ相手に
暴言を吐いたりする人は
かまってほしいという気持ちが強いのです。

そのためこちらが関わりを持たなければ
さっさとどこかへ行ってしまいます。

逆にこちらが相手を言い負かしてやろうと
いう気持ちがあるとごちゃごちゃと
面倒くさいことになり関わるだけ損です。

最後にはこちらが不愉快になって終わるほうが
多いので「触らぬ神に祟りなし」というスタンスを持ちましょう。

ブラインドタッチができるようになった

最初の頃は
キ-ボードをひたすらみて
一つの指でぽちぽちぼたんを押して
チャットとに文字を打ち込むしか
できませんでした。

 

そのため相手がチャットを
打ち終わって話題が
変わっていても

 

気づかずに前の話題のことを
話していることなんて
オンラインゲーム
あるあるです。

 

それくらいタイピングが
めっちゃ遅かったのです。

 

それでも勇気を出して
知らない人とチャットすることが
楽しかったり、
(中にはオフラインと変わらず
ぼっちプレイをする人もいますが)

 

キャラクターのスキルを
使うときにぼたんを
押しまくったりで、

 

指が疲れて皮膚が厚くなったり
しているうちに確実に
タイピングのスキルは上達するし
それがより楽しくなりました。

 

その結果今では
この記事を書いているときでさえ
ほとんど手元を見ずに
記事を書けるようになっています。

 

小さなビジネスの世界を知る

私は「無課金」でやっていましたが、
メイプルストーリーは無課金には珍しく
優しいシステムになっていて、

 

ほかのゲームなどは
課金をしないとゲーム全体を
遊びつくすのはまず無理なのですが、

 

メイプルストーリーのシステムに
ゲーム内でトレードシステム(TS)を利用することで
ネクソンポイント(NEXON「ネ糞ンと揶揄されることも」が運営するゲームで共有利用可能、メイプルストーリーもNEXONの運営ゲームの一つ)
をゲーム内アイテムを販売することで獲得できるのです。

 

これにより無課金でもネクソンポイントを
たくさん集めて課金者並に遊ぶことができます。

 

TSシステムによって課金者しか店が出せなかったのが
無課金者も店を出して稼ぐことができたり、
ポイントアイテム限定の強化品を買えることができたのです。

 

・どのアイテムが売れるのか
・相場はどれくらいなのか
・自分の店がみてもらいやすくする方法
など

 

試行錯誤することによって
ネクソンポイントがたまるのが楽しく
小さなビジネスを学ぶことができました。

 

さらにオンラインゲームがどのようにして
運営でき、儲けを出す仕組みを作っているのかも
考えることができました。

 

私は無課金組みなので一見
運営に何の貢献もしていないように
見えるのですが、

 

TSシステムがあることによって
無課金の人でもアイテムを出品し
そこで課金している人が
アイテムを買ってくれる。

 

TSにほしいものがあれば
わざわざリアルマネーを課金して
アイテムを購入してくれるのです。

 

さらにそのアイテムの取引に
運営が手数料を取ることによって
より利益をとれるわけです。

 

私からすれば課金組みは愚の骨頂で、
ゲームをすぐ攻略してしまって
すぐ飽きがきてやめてしまうため
何が楽しくてやっているのかと思います。

 

自分がすぐ強くなって
その一時はたしかに楽しい。

 

だけどそういう人は
またすぐ違うゲームに移動して
またお金を落としていくわけです。

 

運営にとってはいいお客さんですが、
結局ライトユーザー的な存在になるわけで、
ずっとゲームにお金を落とし続ける
お客さんにはなってくれないんですね。

 

そのため運営側もより良いコンテンツを
提供しないといけないわけです。

 

そんな中改悪改悪といわれ続け、
現に人が減り続けているのは
実際にプレイしている自分から見ても
コンテンツの価値が低くなっていると分かります。

 

それでも
課金組みの中にはヘビーユーザー
という人がいて要は「重課金」といわれる人たちです。

 

この人たちが運営を
支え続けてくれる最後の砦となるわけですが、
コンテンツの価値が低くなっても
まだ支え続けてくれる人たちです。

 

それだけ愛着を持ってくれている
要は「ファン」なわけです。

 

ファンから見捨てられたが最後
運営していくのは不可能になるんでしょうね。

 

オンラインゲームからの脱却

オンラインゲームをすることで
ネットの中で知らない人と
接することへの抵抗が
ほとんどなくったことは大きいです。

 

ただし、危険性もあるのはたしかです。

 

他人にだまされることももちろんですが
何より中毒性が強いため
ものすごく時間を取られてしまいます。

 

過去の私がそうだったように
ゲームに時間をとられて
もっと時間のあるときに
学んでおけばよかったなんて
後悔することだってあります。

 

私はまだ生き抜き程度に
オンラインゲームをすることはありますが

 

昔とはるかに変わったのは
自分でその時間をコントロール
できるようになったということです。

 

私は単にゲームの楽しさに
没頭していたわけではなく

 

どうすればもっと効率よく
アイテムを生産できるかとか

 

もっと時間を短縮できるかなど

 

それを追求しながら「考えて」
ゲームをしていたため

 

無課金ながらも
課金者と同等以上の
強さを手に入れていました。

 

その知識量と技術力があって
無課金が課金者でもたどり着ける
領域までゲームクリアをほぼしてしまい

 

中毒みたいにしていた日々から
離れるきっかけを作れたわけです。

 

何事もそうですが、
ただ楽しいだけで作業を進めているなら
とってももったいないです。

 

そこに自分の思考をいれることによって
より作業が効率化され、
深い情報を自分の中に定着させてくれるのです。

 

それがのちにネットビジネスに触れることによって
オンラインゲームの仕組みも
ネットビジネスとほとんど一緒なんだと
今はこうして思えるわけでした。

 

まとめ

 

ここまでの話で
ネット初心者は
オンラインゲームを
始めるといいんだと思った方は
ちょっとまってください。

 

今でこそ時間を
コントロールできている私ですが
どんなことでもそうです。

 

何のためにそれを始めて
どういう目的を達成するのかを
明確にしておかなければ
ただただ時間を消費して
身も心もぼろぼろになります。

 

私がここまで来るのに
本当に長い時間を費やしました。

 

今オンラインゲーム中毒で苦しんでいる人
これからオンラインゲームを始める人

 

こういった人たちに私と同じような
生活を繰り返してほしくない。

 

そのためにも
情報としてこのブログから
学んでくれればと思います。

 

息抜きにするという意味でも
時間を決めたり、惰性でやらない。

 

そこで自分で考え行動する
それを取り入れることで
自分が今何のために取り組んでいるのか

 

それを理解し、考えた上で
何事にも取り組んでください。

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