【回想編】高校時代の浮き沈み

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まだまだ過去から引っ張ってきます!

 

自分を知ることによって
今の自分が知らないことを
思いだす機会になりますからね。
みなさんも試してみてください!

 

*懐古厨にならないように
気をつけてください。

高校最初の勢い

中学3年生のときに
人間関係に冷めてしまった私。
知ってる人がいない
進学校といわれる高校へ行くことに。

 

進学した先の高校に
まさかの中学のときの
生徒会長も来てたのは後に知ることに。

 

まあそれはおいて置いて、
新しい人間関係が変わったことにより
水を浴びた魚のように
また動き出すわけです。

 

あ~あの時は楽しかった。
高校1年生の時間は
自分にとって充実してました。

 

持ち前の明るさで人にも好かれましたし、
またはっちゃけていました。

合唱コンクールはすごかった

特に覚えているのが
合唱コンクール

 

クラスの中心に
見られていたためか
先生から指揮者に
ならないかと言われる。

 

またしてもびびってた私。

 

その際にとっぴ押しもないことを
言っちゃったんですよね。

 

「伴奏やりたいです。
別に指揮者がしたくないから
伴奏したいといったわけじゃなく・・。」

 

ピアノ経験ほぼ0
家には電子ピアノはありましたが
軽く触った程度。

 

こんな私が今思えば
無謀にもほどがある。

 

その前に伴奏者には
女子の候補者が二人いて

 

その内の一人が
何を思っていたのか
ただの天然だったのか

 

「まさ君やりなよ!」

 

と応援してくれたんですね。
一方もう一人の女子は

 

「まさくん・・えっ」

 

みたいな反応だったわけです。

 

結局伴奏者は
私を応援してくれた人が
やったわけですが、

 

今思えば単純にその人は
伴奏したくなかっただけで
候補者を増やして
自分がならないように
したかっただけなのかなと思います。

 

それでも何かに燃えていた私。
伴奏者になれなかったけど
合唱コンクールまでには
課題曲を弾けるように
なってやる!と誓いました。

 

その課題曲と言うのが

 

サスケが歌っている
「青いベンチ」

 

アニソンばかり
聞いていた私にとって
聞いたことない曲でしたが、
クラスの投票で
決まった曲でした。

 

それからのこと
家に帰っては
夜遅くまで

 

ヘッドフォンをつけて
何かに取り憑かれたように
ずっと練習していました。

 

何が自分を掻き立たせたんでしょうか。
今思い出しても、不思議な気持ちでした。

 

そして無事合唱コンクールも終え、
(私のクラスは結構よかったけど入賞ならず)
ちょうど音楽の授業がある前の
休憩時間に練習成果を友達に聞かせることに

 

電子ピアノとスタンドピアノの
鍵盤の重さにてこずりながら
無事すべてを披露し、弾き終えました。

 

友達はというと

 

「こんな短期間で
弾けるようになるとか
素直にすごいよ」

 

って褒めてくれました。

 

しかもそのときに聞いてくれた
友達は実はめっちゃピアノが
うまくてなぜか隠していたみたい。

 

そんな友達に言われたから
余計うれしかったですね。

 

そんな嵐のような時間は過ぎて
日々の日常に戻ったのです。

 

友人関係のもつれ

ただ一つだけ問題もありました。
他に仲良くなった友達がいたのですが、
その人は結構まじめな人で
自分も最初は接しやすかった。

 

そんなこともあって
自分の本心だとか
徐々に打ち明けるようになったんです。

 

これがまずかった。

 

私の本心なんてやる気のない
ごみみたいなもんで
本当はこう変わりたいんだとか言っても
結局は口先だけで動こうとしない。

 

そんな態度が彼に火をつけてしまったんでしょう。
私を更正?させようと
色々厳しく当たるようになってきたんです。

 

私自身なよなよしたところがあったので、
余計それにいらだちを覚えてたのかもしれません。

 

弁当を食べること一つをとっても
私が弁当のおかずを1種類づつ食べていると

 

「ごはんも一緒に口の中にいれると頭にいいんだよ。
だからお前はだめなんだよ~。」

 

なんてことも言われました。

 

その態度の豹変っぷりに
びっくりしたのを覚えています。

 

それと同時に私も彼と関わるのが
面倒になってきたわけです。

 

それから私は距離を置くようになったのですが、
それを相手も察したのか
あまり関わらないようになってきました。

 

それでもときどき話す機会があると
また厳しく当たられ、
また距離を置くの繰り返し

 

そんな生活が続くある日
さすがに温厚な私も
怒鳴ってしまったときがありました。

 

高校に入って
勉強についていくことが
辛くなっていたとき

 

クラスの頭がいいという人に
何気なく分からないところを聞いてみました。

 

それを隣で聞いていた例の彼

 

私が頭のいい人に聞いているときに
こんな一言をいってきたんです。

 

「そんなところも分からないの?」

 

この一言にさすがに今までたまっていた
気持ちが爆発しました。

 

「○○(名前)に聞いてないからだまってて!」

 

まさかそんなこといわれると思っていなかったのか
目を丸くしていました。

 

それ以来すっかり関わらなくなり、
私もまた広く浅くだったので、
違う人と絡んでいました。

 

そしてあっという間に
高校1年生の生活が流れていきました。

 

2年生から飽き症候群再発

進学して、一気にクラス替え
知ってる人がほとんどいない
本当にまた最初からといった
新学年でした。

 

ところが私が1年のときに
なぜかほかのクラスで有名に
なっていたらしく、

 

初対面だったのにも関わらず
新クラスであいさつするときに

 

「よっ!まさ(私の名前)!」

 

と歓迎の声がしてきました。
その声は私の嫌いな
野球部のノリでした。

 

見渡せば、
異様に野球部が多いクラスでした。

 

「え?」

 

内心そう思っていました。
ちょっと嫌な予感はしていたんです。

 

そんな中私は
変なあいさつをしてしまったんです。

 

「はじめまして。まさです。
私の誕生日はおばあちゃんの命日です。
でも、悲しいってことよりも
見守ってもらえてるからうれしいです。
よろしくお願いします。」

 

こんな感じのあいさつを
してしまったんです。

 

そうしたら案の定、
クラスはシーンとしてしまった。

 

出だし最悪だった。。

 

それから数日後、
体育の時間があり
リベンジのときが着ました。
(正直いい加減にしてほしかった)

 

ミニサッカーだったのですが、
そのときに同じになった
チームがまたしても野球部

 

「まさ一言お願い!」

 

と手を乗せて一言いわされるはめに

 

「がんばるぞー。おっー。」

 

とやる気なくいうと
無言のまま試合スタート

 

「いったい私に何を求めてるんだよ!」

 

心の中で怒りと悲しさが
湧きあふれてました。

 

それから私はおもしろい
という認識をされなくなり
(それはそれでありがたい)

 

いじられることは
なくなったのですが、
別の意味で孤立することに。

 

その頃には一人でいることに
抵抗はほとんど
感じていませんでした。

 

それでも心の底に染み付いた
一人でいる不安は若干あったため
クラスでなじめていない
ヲタクっぽい人と
馴れ合い感覚で話をする。

 

そんなヲタクっぽい彼は
自分に自身のない人でした。

 

そんな一気に
退屈と化してしまった
日常は過ぎる一方

 

色んな行事がまた巡って
くるのでした。

夏の水泳大会

水泳大会は帰宅部だったのにも関わらず
クロール200mという
無茶な競技に参加させられるはめに。

 

運動神経はいいほうだったので
出だしは良好みたいでしたが、

 

体力が持たず水の中でもがき
ゴールした頃には周りの人は
さっさとあがっていました。

 

醜態をさらしながら泳ぎきる結果に。

 

それでも

 

「足だけは着かないぞ」

 

と心の中で唱えながら
到着できたのはちょっとした
誇りというか洗脳が
あったのかもしれません。

 

小学校のときに
ほかの子が先生に

 

「足を着くなもうすぐだがんばれ」

 

と応援されていたのが、
自分にも刷り込まれて
いたみたいです。

 

そんなこともあって
泳ぎきった先には
達成感というものが
ほとんどなかった。

 

こんな考え方だから
自分で成し遂げたと
思えたことって
ほとんどなかったんです。

秋は文化祭

夏休みに入り、
次の行事の文化祭準備

 

1年生のときに
出し物に協力できなかった分
しっかり手伝おうと
変な使命感に沸いていました。

 

うちのクラスは
お化け屋敷を
やることに決まっていて、

 

野球部とか運動部は
忙しかったので
少数で準備を進めていました。

 

お化け屋敷といったら
トイレじゃない?
と自分が提案したのに対して

 

特に統率力もなかったし、
やることも見えてなかったから
近くの大型ショッピングセンターから
ダンボールをもらってきて
トイレを作ることに。

行動力は無駄にあった。

若さの象徴ですな。

 

今思えばそれしか作ってなかったし
まじやばかった。

 

日が経つにつれ
特に準備がトイレしか
進んでいなかったわけで、

 

迷走しながら少数でやっていた時に
どこからわいてきたのか
野球部とかその辺の人たちが
クラスの雰囲気を引っ張り出して

 

文化祭当日までに準備を終わらせた。

 

今まで自分がしていたことって
なんだったんだろうと。

 

この時、野球部を素直に
認めるしかなかった。

 

少数で作っていた
トイレはというと

 

せっかく作ったトイレの扉は
軽く破壊され、
使いやすいように
改造された。

 

一応役にはたったけど、
自分の無能っぷりに
何も言葉がでなかった。

最後の学年そして受験シーズン

そして月日が流れ、
3年生の新クラスに

 

やっと野球部から開放される
と思ったのもつかのま
ほとんど面子は変わらないまま
新学年にあがることに。

 

結構へこんだ。

 

3年になると受験ということもあって
クラスの雰囲気も前と違って
若干ぴりつく感じがありました。

 

そんな私も相変わらず
ぼっちみたいなまま

 

さすがに変な意地はあったから
便所飯みたいなことはなかったので

 

クラスで堂々と一人で
飯は食っていた。

 

ヲタクっぽい人とは
クラスは一緒だったけど
他のクラスのヲタク仲間と
つるむようになっていた。

 

自分も混じることはできたけど
なんだかそれには抵抗があったので
一人でいることを選んだ。

 

ときどき野球部が
絡んでくることはあったけど

 

私がうまく話を
あわせられなかったので

 

「からみづれぇ」

 

とかいってどっかにいってしまう。
(こっちからもお断りだけどなw)

 

バレンタインの甘い記憶

それでも私は自分でいうのもなんだが
かなりの変わり者だったみたいです。

 

バレンタインの日が近づいていたある日
なんだか無償にチョコレートが食べたくなった。

 

「せっかくだから
クラスのみんなにも作ろう!」

 

とか思い立って、
初心者にも簡単に作れる
トリュフを作って
バレンタインの日に
クラスの男女に普通に配ってた。

 

男子にも配ったけど
さすがにめっちゃ変な目で見られた。

 

それでも

 

「みんなに食べてもらってるよ」

 

っていうと
警戒心が解けたのか食べてはくれた。

 

女子からは

 

「私が作ったのより普通に
うまいんだけど。」

 

なんて感想をもらって
普通にうれしかった。

 

さらに変な行動は続く。

受験の勉強についていけず
憂さ晴らしもあったのか

 

ちょうど「探偵学園Q」
というアニメに出てくる

天草 流(あまくさ りゅう)

ってキャラにあこがれてた。

後ナルトの漫画に出てくる

ハクってキャラにも。

 

そのふたりに共通するのが
もみあげの部分が長い髪型。

 

何を思ったのか
もみあげを伸ばすという
挑戦的な行動にでたわけです。

 

要はナルシストが行き過ぎた結果
みたいになりました。

 

ちゃんと手入れを
していなかったので
ひどい有様。

 

気にせず伸ばしてすごしていたのは
ちょっとした黒歴史。

 

絡みづらい私でも
さすがに変な髪型になれば
周りからも
奇異の目で見られる。

 

それは別にどうでもよかった。
自分がしたいことをしてるだけ
そういう感覚だでした。

 

ところがそんなある日
野球部の一人から

 

「かまってほしいから
そんな髪型にしてんだろ?」

 

とかいわれた。

 

んなわけねえだろぉ?!
周りのやつなんてどうでもいいわ

 

だから野球部ってくそだな。
そんなの自分でしたかったから
してただけなんですが、
と内心思っていたりしながら、

 

もう何もかもが嫌に
なってたのかもしれません。

 

それでも表面上は
優しく対応するわけです。
腹の中は真っ黒。

 

ちょうど受験のシーズンだったので
適当ないいわけを思いつきました。

 

「がんかけに伸ばしてるんだよ。
受験終わったら切るよ。」

 

素直になれないから
変ないいわけしちゃったけど
それはそれでナイスな言葉でした。

 

実際伸ばしていると
食事するときとか
耳にかけないと
食べづらいし

 

伸びすぎた頃には
さすがに邪魔になっていました。

 

いい切り時をあたえてくれたのは
それはそれでラッキーと思うことに。

 

そうして苦痛な受験勉強の
日々がまた戻ってくるのでした。

 

そのときにはもう
勉強についていくのが
精一杯で、

 

大学なんて
どこでもいいから
受かりたいの一心。

 

私の学校自体
進学校っていうのもあって
レベルの高い大学に
合格させようと
学校側も必死でした。

兄が一浪していたのもあり
浪人する恐怖から

 

絶対にF欄大学でもいいから
入学することを決めていました。
そんな私が興味を持っていたのは
心理学を学べるところ。

 

そして合格した大学は
1こだけでF欄大学。

 

それでも受かったときの
開放感は半端なかったです。

それから高校で
全く成長していない私の
大学生活が
またしても始まるのでした。

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コメント

  1. […] そんなしょうもない私の高校時代の話はこちら […]

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