【失業保険体験記8回目】就職活動に役に立つ!面接セミナーを予約して求職活動実績作ってきた。

失業給付金体験記
Pocket

2回目の認定日を終えて、
求職活動実績のために
今度は面接セミナーを予約していきました。

面接セミナー予約で焦ってしまった話 7回目はこちら

所詮は失業保険就職活動ふりの実績作りのため
その前に職務経歴書の書き方などの基礎コースがありましたが、
すっとばして面接セミナーを受講しました。

面接セミナー会場へ向かう

当日になり指定の会場へと向かいました。
ちょっと早めにでたのもあり
30分くらい待つことに。

面接セミナーの前に
私がいっぱいで入れなかった
職務履歴書の書き方セミナーが
同じ場所で行われていたのですが
そちらのほうが人がたくさんいました。

基礎コースではあるものの
「面接」という言葉を警戒したのか、
参加する人は少なかったですね。

私も若干警戒していましたが
、期待はずれ?の実際はただ聞いていればいいだけの
簡単な講義だけでした。

面接セミナー内容

・採用面接について
・面接で企業が見ているところ
・面接の事前準備
・面接問答集

について順を追って話していきます。

採用面接の重要性

書類選考を通って、面接までこれたということは
企業にとって「採用したい人」の候補に挙がったわけです。

応募者の経歴の「何かに興味を持った」と考えていいでしょう。
そして、実際に会うことで採用に向けての
具体的な確認作業を行うことが面接の目的です。

面接担当者に対して応募者は
いい印象をもってもらえるように
自分自身を「売り込む」わけですが、
単にマニュアル通りの応答になってしまえば、
熱意も自分らしさも伝えることができなくなります。

そのためにも応募した会社に対して
「どのように貢献できるか」というアピールの場と同時に
「本当にこの会社で働いていけるのか」
「企業と自分の考えが合うのか」といったことを確認し、
自分の熱意を持てるかどうかリサーチする場としても役立てましょう。

採用面接の形態

面接は主に応募者1人に対して
面接担当者1~3人で色んな角度から質問する
個別面接が一般的です。

採用を考えている部門、
2次、3次が上位の担当者によって
行われる場合もあります。

面接の質問の意図を汲み取りながら
1回1回の面接チャンスで自分への
評価、印象を良い方向に持っていけるように
経験談を踏まえて失敗から成功への解決など
盛り込んで話すといいですね。

経験談を深く理解するための自己理解セミナーの話はこちら

他にも一度に複数の応募者に対して置こうなうグループ面接、
複数の応募者が1つのテーマでディスカッションする方法などもあります。
若年層を多く採用する際に用いられることがあります。

実際私も就職活動をしているときに
会社の商品を売るために
どうしたらいいのかを複数の人たちと
グループになってディスカッションしたことがありました。

結果的に表面では落ち着きを見せながらも
内心はあせりまくっていて
同じグループになった人に
「こんなのグループ形式初めて」なんて
弱みを見せてしどろもどろしていました。

他にもいきなり1対1での経営者との面接を
することもあるのでどの状況でも
落ち着いて対応できるようにしましょう。

いきなり経営者と1対1で
その場で雇用成立する場合は
大抵はブラック企業だったという
話を聞いた事がありますが、
本当かどうかわかりませんが
しっかりと雇用形態や
職場の雰囲気などを調べておく必要があります。

なかなか面接に慣れない人は
1度自分がどのように話しているのかを
動画に撮って自分で見直してみるのもいいです。

youtubeに非公開であげれば
誰かに見られることもありませんし
自分がどのように話していたのかということも分かり
経験値を積むことができるのでおすすめです。

面接で企業が見ていること

それでは採用面接の重要性について学んだところで
続いては実際採用担当者が
自分のどこをみて評価しているのかを
認識しておきましょう。

9つのコミュニケーション能力

面接担当者は主に質疑応答における
コミュニケーション能力をみています。
さらに細かく分けて9つの部分をみています。

・実務知識:
社会人経験によって培われたものがあるかどうか。
履歴の中から応募求人当てはまる経験や学習したことを(資格など)
含めて具体的に説明します。
小さなことでも成功体験に結びつけるといいかもですね。

・理解力:
質問の意味を踏まえて的確な応答ができるか。
傾聴力ともいいます。
面接者の質問に答えず、用意された自分の意見を述べて
ちんぷんかんぷんな返答をしてしまう失敗もあります。
また、緊張で質問を忘れてしまったときなどは
素直に質問を聞きなおすのがいいでしょう。

・表現力:
自分の言いたいことをうまく伝えられるか。
面接は会話のキャッチボールということを忘れないようにしましょう。
分かりやすくシンプルに説明するのがいいです。
協調性との兼ね合いでいいことをいっていても
「自我」が強すぎて社内での人間関係がうまくできなくなるのは注意です。

・判断力:
物事を客観的にとらえ、評価できるか。
感情や思い込みではなく、理由をきちんと説明しながら伝えていきましょう。
例えば転職理由を説明するときに、
パワハラなどの感情理由で辞めたことを
説明するのはやめたほうがいいようです。

・協調性:
自己中心的ではなく、他人の話を聴く態度があるか。
中途入社の人の場合は、自分から組織に溶け込んでいく努力が求められます。
意識してアピールすることを心がけましょう。
書類に書いてあることを説明するにも
本人の口から詳しきいて社風に合うかもみられます。

・積極性:
主体的に意見を述べ、意欲があるか。
「協調性」と同じく厳しく評価されるところです。
主体的にコミュニケーションを図り、
業務上で早く貢献する意思表示が大切です。
例えば、仕事のプレゼンにおいて
言葉を間違えることなどありますが、
間違いに臆さず取り組む意思を持ちましょう。

・誠実性:
まじめに取り組み、責任感をもてるか。
努力を惜しまず、業務に対して責任を持って成し遂げる姿勢を伝えましょう。
気をつけないといけないのが
自ら誠実ですというのではなく、
相手に仕事などの話から読み取ってもらうのが大切です。

・対応力:
新しい経験やクレーム、課題に対応できるか。
「誠実性」と一緒で社会人経験の長い人は
この店を意識して言葉で説明しましょう。

・外観:
身だしなみを含め、自社の社風と合いそうか。
「雰囲気に合わない」や「当社にすぐ馴染んでもらえそうか」など
全体像にあたる部分です。
清潔感だけでなく、余裕や自信を持っているといいかもしれません。

この中で特に重要なのは
「表現力」「協調性」「積極性」「誠実性」の4つです。

さらに
人間観察に優れているかどうかもあり
面接をされる側ではあるが、
会社をどのようなところだったかを見る力も大切です。

以上のことを踏まえて
「具体的に応答し友好的にすすめていく」ことをイメージしながら
「誠意ある態度」で臨んでいきましょう。

面接の事前準備

続いては事前準備についてです。
「人は見た目が8割」といわれるように、
面接での「第一印象」をいかに良くするかが大切です。

もちろん第一印象だけがすべてではありませんが
面接プロセツの一番最初である「第一印象」つまずくと、
その後のコミュニケーションがうまくいかないことだってあります。

では、第一印象の何によって決定されるのか
具体的に見ていきましょう。

①目に見える要素(表情、身だしなみ、振る舞い)55%

表情:笑顔、雰囲気
身だしなみ:清潔さなど
振る舞い:背筋を伸ばす、椅子は前部分に座る
ソファーの場合深すぎてのけぞってしまい、
偉そうに見えてしますという失敗には注意しましょう。

その他にも、面接のおじぎは言葉と同時ではなく
言葉の後に30度曲げ、頭は3つ数えるくらいで戻し、
面接が終わったら45度曲げるといった作法法もありますね。

②声(声の大きさ、トーン、抑揚)38%

スピード(ゆっくりを意識)、明るく元気に、ハキハキメリハリ、語尾をはっきりとしましょう。

スピードに関して面接セミナーで
講師の人が早口でしたが、
伝えたいことがたくさんある人は
早口になってしまうそうです。

頭の回転が速い人に共通していることでもあります。
情報のインプットとアウトプットをすることで
努力は必要ですが誰でも身につけることができます。

他にはハキハキしゃべるにも腹式呼吸を意識すると
大きな声がだせるようになるので試してみて下さい。

声が大きいことは一般的にはあまりよくみられませんが
声が大きい人が主導権を握れるのも事実なので
臆せず恥ずかしがらず堂々としましょう。

③ことばによる要素(内容、言葉遣い)7%

「ごめん」という謝り方一つとっても

・言い訳みたいにだらだら言う
・素直に目を見て言う
・目を見ずに後ろめたく言う

など謝り方の印象が全く違いますね。

言葉の体裁は思ったより割合的には低い数値なので
性格や雰囲気など社風に合うかどうかの
本質的な部分に重きが置かれていると言うことでしょう。

面接問答集

事前準備が出来たところで
質疑応答の注意点や具体例を紹介したいと思います。

面接時の応答、注意点

①質問に対しては「明るく元気にハキハキ」として
「落ち着いてしっかり」答えましょう。
聞き取りにくく、小さな声にならないように注意です。

②質問内容や意図が分からない場合は
質問の言葉をなぞって「~ということでしょうか」と確認します。
分からないまま返答せず、素直に聞き返すことは大事です。

③言葉遣いは丁寧に、「ネガティブ」な非難、中傷の言葉禁物です。
プラス思考でいきましょう。
また、前職の社内情報など不注意なことは避けるようにしましょう。
おしゃべりすぎると軽率な人間だと思われてしまいますね。

④答えられない質問の場合は
「申し訳ございません。その件については存じ上げません」
(あるいは理由を述べて謙虚に話す)などと伝えましょう。
沈黙が続くのが一番悪いので、素直に答えることが大切です。

⑤業界用語や専門用語は具体的に一般的に分かるように使いましょう。
1つの単語で説明するのではなく、3や5と色んな説明をすることで
言葉を知っている人だと思われますね。
これは西洋の考え方に似ているところがあります。

⑥ジェスチャーなども効果てきです。
緊張で過度にやりすぎて
不安を表にだしすぎないように
気をつけましょう。
自然に出るようなら完璧ですね。

⑦最初の面接では福利厚生や昇給、転勤など具体的な質問は控えて
(あらかじめ聞かれているならしっかり答えます。)
面接終了後、人事の人に気になるなら問い合わせましょう。
私の就職活動中に面接時に質問して失敗したことがあります。

質問例

・当社に応募した動機を話してください。
・あなたのセールスポイントはどんな点ですか。

の2点の質問について触れたいと思います。

当社に応募した動機を話してください

質問のポイントとしては、書類上だけでない、知識、経験をしっかり伝えましょう。

経歴、業務の中で「持っている、活用できるスキル」を明確にし、
「数ある会社からなぜ御社を選んだのか」というやる気と熱意を
付加して伝えていくことが重要です。

過去から未来に気持ちをつなげていくことを意識して考えてみましょう。

例:タクシー業界から介護業界への転職のときの話

お年寄りの人がご利用してくださったときに、
荷物を降ろしてあげたりと仕事だからと割り切るのではなく
思いやりを持ってお客様目線になって対応した。
この経験は介護でも役に立つと思いました。

あなたのセールスポイントはどんな点ですか

質問ポイントは、自分を魅力ある人材として表現できるかを見ています。
また、自己分析、自己理解がきちんと行われているかも判断しています。

理由から入るとどうしても説明が長くなってしますので、
最初に結論を伝えることです。
アピールした後に、なぜか、という説明を心がけて見ましょう。

「長所と短所はうらおもて」であり、常にひっくり返して
両方を考えてみると説得力がでます。

例:
私の長所は、思い切りがよく、素早く行動できることです。
←最初に強み、セールスポイント!
学生時代に野球を長く続けていたこともありフットワークに自信があります。
←経験によるほかとの差別化
また、前職ではお客様からのお問い合わせや要望にも
常にすぐ、対応するということを心がけてきました。
そして、考えながらはしり続けるということにも気をつけるようにしております。

失敗事例

志望動機でのミス

企業研究不足

「なぜ、当社を志望されたのですか?」という質問に対して
どの企業でも通用しそうな回答をしていますケース。

製品や事業内容、採用部門の特性など、
具体的な情報を織り交ぜないと説得力を持たせられません。

⇒「自分の経験が生かせると思いました。」だけで終わってしまう。
「勉強して資格をとったので、そのような仕事を探しています」など。

どのような経験、資格をどのようにどんな仕事に
生かせるのか(生かしてきたのか)を具体的に。

具体性に欠ける

採用を計画している業務に対しての理解が浅く、
「どのように役に立てます」という「具体的」な説明が入っていないケース。

⇒「将来性がある」「シェアが高い」「福利厚生が整っている」
「御社のサービス向上に貢献したい」などどこでも同じことが言える答え。

転職理由でのミス

ネガティブな理由を隠した

ネガティブな理由で退職したことを
「将来のキャリアアップのため」と言った結果
具体的な動機を説明できず面接を通過できない場合があります。

「どんなキャリア形成」「自分の目指すもの」「現在の自分にできる短期的な目標」など
しっかりと準備しておくようにしましょう。

ネガティブな理由を強調しすぎた

雇用調整(リストラ)や営業不振などでの解雇は
めずらしいものではありません。
しかし、事実を津たることは重要ですが
’そのことを乗り越えて、まさしく今、面接にきています’
という態度につなげるのが大切です。

⇒「上司ともめて、居場所がなくなった」など
他の会社批判は働く意欲をそぐだけでなく
同じことを繰り返してしまいます。

自己PRでのミス

アピールのしすぎによる暴走

これまでの経験や実績を話す際に
手柄話に陥りやすいのが注意です。

「自分がやってやった!」「これだけ頑張った!」などの
スタンスで伝えることがないように注意です。

実績があっても人とのコミュニケーションがうまくとれない
自己中的な人とみられてしまうかもしれません。

 

まとめ

面接というものはいかに自分という商品を
会社に「売り込む」かというセールスです。

そのためマニュアル通りの返答ではなく
魅力的な自分をだし興味を持ってもらうことが大切です。

コミュニケーション能力、
さらにその中でも「表現力」、「協調性」、「積極性」、「誠実性」
の4つを重要視し、自分がしてきた経験や実績という
「機能的価値」を説明するとともに
そこから自分の意見でどうしていきたいかなどの
「感情的価値」についてしっかり伝えるようにしましょう。

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました