実績作りのために、
就職活動をサポートする
就職支援セミナーに行って来ました。
認定日に職業相談をしていなかった人は
就職支援セミナーの帰りにしておくと
実績が二つ作れるのでおすすめです。
就職支援セミナー予約はお早めに。
今回は通いやすいこともあって
足立のハローワークがある
東京芸術センターの9階の
第1会議室でも開催されると言うことなので、
その日に予約をあらかじめ取っておきました。
天気がよかったので
会議室の窓からの画像です。
高いところからの風景は
東京では見慣れていても
なんだかわくわくしてしまいます。
話を戻して予約は電話で受け付けていて、
資料はハローワークに置いてあるので
前の認定日にもらっておくと
帰ってからかまたは、
その場で予約ができるので
流れがスムーズにできます。
定員に達し次第締め切ってしまうので、
早めに予約をしておくといいです。
就職支援セミナーに参加してきた。
席に着くとあらかじめ
資料が各席に配られていました。
これから他のコースの就職支援セミナーを
受けたときはこの同じ資料を使いまわして
いくようなのでなくさないようにとっておきましょう。
今回受けたコースは初歩の初歩。
基本コース、コース①
「就職活動準備と自己理解・職業理解編」でした。
9:30~11:30の2時間あり、
途中10分ほどの休憩があります。
30前にはついておくといいですね。
就職支援セミナーの内容
・就職活動のための準備
・雇用を取り巻く環境
・企業が求める能力と経験
・自己表現のトレーニング
となっていました。
その流れとして
・自己理解
・仕事理解
・環境理解
の3つを通して応募活動へ進んでいきます。
(ここでは応募活動の履歴書の書き方
などについては触れません)
まずは自己理解について理解を深めたいと思います。
就職活動のための準備として自己理解を深めよう
失業にあって、自分が今就職をしていないことを
悲観する必要はありません。
ゴールに向かって次の
就職活動を行うことが重要なことです。
そのためにも自分が仕事で積み上げてきた、
キャリアについて今一度確認しておく必要があるのです。
どんなキャリアでも視点を変えれば
強みに変えることができます。
例えば派遣は一般的には
あまりよく見られない印象があります。
しかし、派遣キャリアの場合
3年以上同じところに勤められないので、
違う職場を転々として、
1から人間関係を作らなければいけない
というところを強みの別の視点で
捉えられることができるいうことです。
前の仕事でどのような成果を上げてきて、
どのような自己啓発を行ってきたかなどを
客観的に見つめなおし明確化していきます。
そこから社会情勢の現実の中で
「自分に何ができるのか」
「自分は何をしたいのか」
「自分は何が強みなのか」
を正しく認識し、キャリアプランを設定していきます。
ここで注意しなければいけないのは
3ヶ月や半年で退職してしまった人は
就職活動のダメージが大きく
あせりやすいので気をつけましょうということです。
雇用を取り巻く環境を理解する
自己理解を深めたら
今度は社会情勢など
雇用環境の現状について知りましょう。
余裕のあった年功序列型時代
終身雇用制度がある
景気のよかった時代では、
元々日本は人材を会社の色に
染めたいことから染めやすい
若い新卒を優先してとってきました。
そのため新卒が会社の利益になるのは
最低でも5年はかかるとされていました。
それだけ余裕のある時代だったわけです。
能力主義型時代への移行
余裕のあった時代も天井があるもので
組織の再構築化と規模縮小により
個人の能力をを重視する時代に移行しました。
その結果、使うのに便利な非正規雇用が増大し、
「会社と切り離した自分のキャリア」を
考える必要性がでてきたのです。
企業と求職者のミスマッチ
雇用形態の変動により
企業側と求職者側の
「不一致」が生じやすくもなりました。
雇用される側が実際に
雇用契約したあとに業務が始まってみて
「こんなはずではなかった」と思う
求職する側が考える仕事と
雇用する側が必要とする人材・スキル
のずれが生じるわけです。
また、産業構造の急激な変化により
求職者側が変化に対応しきれていない
のもあるようです。
企業は社員への教育コストを
かけるのが難しくなり
即戦力という人材を求めているので
「人材」という表現から
私たち自身が商品であり、
自分を売り込むアピールをする力、
つまりマーケティング力を鍛える必要もあります。
その他にもより深く企業が求める能力や経験は
何かということについて
考えていきたいと思います。
企業が求めるスキルとは
・テクニカルスキル
・ヒューマンスキル
・コンセプチュアルスキル
の大きく分けて3つになっており、
画像のように比率が決まっています。
テクニカルスキルとは
実務についてのスキルで、
技能や技術、ノウハウなど
業務経験を経て体得するスキルです。
一般的な「スキル」にあたります。
ヒューマンスキルとは
人と組織についてのスキルで、
個々人が持っている固有の能力を指します。
いわばコミュニケーション能力(表現力、交渉力、伝達力、説得力)
または相手のニーズに対できる能力のことです。
個人の意識によって日常の生活で
身につけることが出来ます。
コンセプチュアルスキルとは
概念化のスキルで、
抽象的な考えや物事の大枠を理解する力、
具体的には論理思考力や問題解決力、応用力などです。
コンセプチュアルスキルは
より上位の管理者になるほど
必要だと考えられています。
3つのスキルのバランスが大事
企業はこれまでのキャリアで身につけた
このスキルを探ってきます。
求職者としては、それぞれのスキルを
自分にあてはめ、求められているスキルが
どの程度自分と合致しているのかを
判断することが重要になってきます。
具体的な対応能力を
その人の経験・経歴を通して
アピールできることが
選考結果に影響するでしょう。
雇用形態の多様化
スキルとはいったものの
パートタイマーや派遣労働者などの
正社員以外の雇用比率が
高まってきている中で、
正規雇用を目指し、
実務経験が少ない人もいるでしょう。
そのためパート、アルバイトからでも
実務経験を積める仕事に就くことが
現実的な方法ともいえます。
最初はスキルよりも
意欲と熱意を持って望むことが大事です。
例を出すと
求人には年齢は関係ないと
記載があったとします。
しかし、職場には若い人が
たくさんいるとも書いてあったとしても
年配者だからとおじけつかず、
意欲と熱意を持っている人は
良い結果を残しているそうです。
反対に
求人には35歳までと記載してあるから
無理だと決め付けて行動しないのは
何のアクションも起こすことができません。
前向きに捉えた方がいいということです。
キャリアの棚おろしをしよう
自己理解を深め、雇用情勢を学んできたところで
実際に、「今までの社会人経験」や「実績」を
振り返り文章にまとめる作業をします。
どんなことに自分が携わってきたかを整理することにより
将来の仕事につなげていくきっかけとなります。
職務の棚おろし作業
①直近でどのような職務を担当していましたか?
②その職場でどのような点に注意しましたか?
③それによって、できるようになったと感じることは何ですか?
大抵の人は①,②で終わってしまう人が多く
ただの羅列どまりになってしまっています。
③での出来ることようになったことを意識し
書くときはエピソードを交えてると
アピール力が強くなります。
成功体験の棚おろし作業
①今までで、うまくいったと思えることは何ですか?
②なぜうまくいったのでしょうか?
③その出来事では自分のどのような長所を生かすことができましたか?
④その経験は今どのように生かされているのでしょうか?
②~④が「成功体験」のまとめです。
志望動機にもなります。
失敗体験の棚おろし
①どのような失敗体験があります?
②なぜうまくいかなかったのですか?
③この体験を次に生かすために、どのような工夫をしましたか?
失敗体験も重要なことで
書類に書いていない人が多いため
質問されやすいのでしっかりと棚おろししましょう。
失敗体験を語る際に
A,失敗は今までなかった。完璧!
B,失敗は恥ずかしいがあったことを素直に開示する
というA,Bを比較したときに
Aの意見は人間に完璧などあるわけがなく
想像力のなさを露呈してしまいます。
一方Bのように失敗から学んだこと、
そこから生かせたことを述べれば良い印象になるでしょう。
人生設計をイメージする
①3年後のビジネスプランは?
②3年後のライフプランは?
③成し遂げたい(将来叶えたい)夢は?
人生設計は自分がどうありたいか
ということを具体的に考えるものです。
人生設計を整理し、
成し遂げるための課題を明確にしておきましょう。
まとめ
今回は初めての就職セミナーでの
基礎基本の自己理解と社会情勢について学びました。
就職をするためのセミナーではありますが
個人でやれるネットビジネス同様
使えるノウハウがあります。
就職、いわば雇われるためには
自分を商品として売りにいく
いわば「マーケティング」をすることが大事です。
そこで自分の成功体験、失敗体験を通して
そこから自分がどうかわったのかを
物語にして書類を通して面接官(読者)に共感してもらう。
そして自分のファンになってもらい、
自分を雇ってもらう(買ってもらう)わけです。
つまりコピーライティングの技術を応用できるわけです。
再就職を目指してとりあえず生活の基盤を作るのと同時に
自分で稼ぐための力を身につけるようにしていきましょう。
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