【失業給付体験記4回目】必要書類の書き方はこれだけ知っておこう!雇用保険説明会での話し

お金の話
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どうも~、まさです。

4回目となる今回は

雇用保険説明会にいってきました。

失業給付金受給の資格条件や
受給資格を維持するための実績、
支給される金額、期間、
再就職した場合の支給について失業認定申告書の
書き方の記事になります。

 

雇用保険説明会に行く前に
再度持ち物を確認しておきましょう。

 

雇用保険説明会

雇用保険受給資格者証のしおり3~6ぺーじ参考

まずは「基本手当を受給される皆様へ」という
DVDの鑑賞会がありました。

雇用保険受給者のしおりに沿って
一時停止をしながら話を補足しての進行でした。

失業給付の支給資格と曖昧さについて

まず大前提となるのが「失業」
状態にあることが必要となります。

さらにここでいう「失業」とは

・「積極的に就職使用とする気持ち」
・「いつでも就職できる能力(環境・健康状態)」
・「積極的に就職活動を行っているにもかかわらず、
職業に就くことができない状態」であることを指します。

 

そのため、病気、育児、自営、再就職、学業への専念など
このときの状態は失業給付を受けられません。

*ただし「自営」の場合は

2014年7月22日に厚生労働省が
「求職活動中に創業の準備・検討をする場合」を
給付対象にするとの情報があります。

 

「事業許可の申請をしている」
「事務所を借りる家賃交渉を始めた」といった、
起業の準備段階なら自営業者とみなさず、
失業手当が支払われることが正面から認められたようです。

しかし、単に起業を準備しているだけではなく、
「並行して求職活動もする」ことが給付の条件となるそうです。

引用元
脱サラして起業すると、失業保険が使えない?知っておくべき3つのこと
極端なことを言えば、就職しようと言う気持ちなんて
はたかれ見れば分からないもので、
就職する気はないけどお金だけ
もらっておこうということは可能なわけです。

 

その対策に実績作りというものが存在していますが、
一昔前までは求人を刷るだけで実績になっていた
時代もあるくらいなので
失業給付金制度自体は個々に対して
対応しきれない面はあります。

 

とはいっても仕事に疲れ少し休息したい、
就職活動を失敗しないために今度は慎重にやりたい
準備はしてないけど独立したい

 

などの人たちもいて、そういう人たちが
雇用保険を払っているのに給付をもらうことが
できないのを就職活動をしていないから
当たり前と思うのも違う気がします。

行政自体もそこまでのサポートはできませんし、
個々の事情を把握することは難しいです。

そこで就職活動をしていなくても
意図的に実績を正当に作ることは役に立つことでもあります。

支給上限金額と期間

 

画像のとおり

私の場合はこの記事を書いた時は
まだ29歳以下なので雇用保険で受給できる1日の金額である
「基本手当日額」の上限は6370円となります。

さらに受給期間は働いていた期間が
受給資格の12ヶ月以上の10年未満で
契約終了による自己都合だったので
90日となります。
これは全年齢共通みたいです。

会社都合による解雇という形であれば
もう少し長く受給できます。

リストラされるときに
会社都合で辞めさせてほしい
というのは受給期間が延びるためですね。

受給資格を得るための実績作り

基本的な受給条件を満たしていたら
今度は実績を作らなければいけません。

雇用保険受給資格者証のしおり15ぺーじ参考。

画像は実績を作るのに簡単な活動に○をつけています。
求人を刷るだけが求職活動という実績に出来なくなった今

主に、「職業相談」と「就職活動支援セミナー(就職支援セミナー)」の二つがおすすめです。

2つを駆使して実績を作るのが簡単かもしれません。

職業相談

・「職業相談」はハローワークの相談窓口で
相談するだけで実績になります。

初回はどんな求人に興味があるかなど聞かれるので、
求人倍率が高い事務職を選んだり、
初めて利用するていを装って職業訓練について聞いたりなど
色々質問するといいです。

話の内容を分散させることで、他で調べることができるからです。

就職活動支援セミナー(就職支援セミナー)

・「就職活動支援セミナー(就職支援セミナー)」は
ハローワークが外部企業に委託している
書類の書き方や、面接の仕方などをしてくれるもので
無料で受けることができます。

こちらはハローワークに開催日が書いてある
パンフレットをもらって電話で予約して参加できます。

毎月更新されるので、店員になる前に認定日のその日に
予約をしておくと枠もあいているのでおすすめです。

実績作りの具体的な方法はこちら

実績作りは個人で活動してももちろん大丈夫ですが
失業認定申告書に記載するときに自己申告になり
会社の電話番号を記載する必要があるので
ごまかしはできないため単なる実績作りの場合は
ハローワークの公共のサービスを利用したほうがよさそうです。

 

実績スタンプは雇用保険受給資格者証に

 
表面              裏面

実績を作れる求職活動に参加すると
雇用保険受給資格者証に実績スタンプがもらえます。

活動前の雇用保険受給資格者証のため
画像にはスタンプはありませんが
認定日までに規定以上取得しておく
実績の証となりますので
押し忘れのないように気をつけましょう。

実績の記載は失業認定申告書!

  

      表面              裏面

失業認定申告書はボールペンで記載を行い

記載間違いをした場合は二重線を引き印鑑を押して訂正します。

 

最初の1の就職就労、内職手伝いをして賃金を得ていた場合は
次の認定日までの期間の間の月を記載し日付に丸をつけます。
私はしていなかったので、「イのしない」に○をしています。

賃金を得ていなかった場合は
日付に丸をつける必要はなく、
賃金を得ていなくても何月は記載しても
問題ないようです。私は書くか書かないか迷ったので、
間違いの低い何月を書くことにしました。

仮に給付中に就職してしまった場合も
給付がすぐに打ち切られるわけではなく
要件を満たしていると
「再就職手当」として支給されます。

 

 

次に内職や手伝いがないので2は飛ばして、

3の実績記載に移ります。

足立ハローワークでは初回の認定日は

1回以上の実績を作っておく必要があります。

今回は一番最初に受けていた
「職業講習会」がその実績に入るということなので
実質何の求職活動をしなくても実績を達成したことになり
初回認定日で給付を受けることができます。
(各ハローワークで実績回数は異なるようなので
足立の場合は参考にしてください。)
失業認定申告書で自己申告により記載し、
次の認定日までに記載された実績回数を
達成しておくことで給付支給の条件を満たせます。

続いて4は特別な理由がない限りは
「アの応じられる」に○をしておきましょう。
「イの応じられない」に○をした場合は

 

失業認定申告書の裏面8で理由に
答えなければいけません。残り5も飛ばして
その下の提出する日(認定日)と
受給資格者氏名、支給番号を記載し
印鑑を押して書類の記載は終わりです。

 

雇用保険説明会終了

こうして「保険雇用説明会」のDVD鑑賞をしながら
一通りの説明は終わりました。

参加のスタンプをもらって解散になります。

次回は初回認定日となるので
時間に遅れないようにしないといけません。

書類の記入漏れがあると
1時間くらい待たされる危険があるので
しっかりと記載したあとは確認しましょう。

まとめ

 書類の書き方などはそこまで
難しいことではありません。ただ
「受給するための資格理由の曖昧さ。」というところに受給することの罪悪感を
感じる人もいるのではないでしょうか。

再就職したい気持ちが強い人は問題ないでしょうが
ちょっと仕事に疲れて小休止したい人
就職活動に後悔しないために慎重にやりたい人
準備はしていないが独立を視野にいれてる人

など、そういう人たちも雇用保険を支払ってきた分
ちゃんと受け取る権利があるわけで、
うしろ向きな理由だからと言って受け取りを非難されることでもないと思います。

不正受給のように
バイトをしていたのに申告していなかったり
嘘の実績活動の記載などの
偽りの申告でなければ問題ないでしょう。

書類での不正はまだしも
その人間の気持ちまでをも
不正扱いにするのは無理というものです。

そのためにも失業給付金の仕組みについて
知ることで理解を深め、受け取る意味を考える
場となれば幸いです。

初回認定日で簡単に実績を作る話

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